滋味ある素朴なお菓子焼いてます。3時のおやつに、珈琲やお茶のお供に、ちょっとひと息コメルシーのおかし

06月

八甲田山読了

新田次郎著「八甲田山 死の彷徨」を読み終えました…

想像を絶する…_:(´ཀ`」 ∠):

地吹雪狂風・視界ゼロ・胸の高さほどの積雪地帯ありの雪山を、軽装のまま携行食は凍って食べられず、水筒の水は凍りつき飲めず、飲まず食わずで昼夜関係なく数日彷徨い歩く5連隊。

凍傷、佇立したまま凍死、低体温症による意識混濁、神経迷走、発狂、昏倒等等もう救いがない。

意識混濁の隊員の「この景色には見覚えがある!ここを行けば目的地です!」なんて妄言に、ふらふらとついて行ってしまう一行…

そもそも、最初の村で案内人を断るという愚行。

他にもいろいろとツッコミどころ満載なのですが。

読み進めるほどに、鬱々とした気分になりました😰

一方の31連隊は冬の雪山の怖さを知っている者で固めた少数精鋭部隊で、八甲田山を踏破。

5連隊の遭難によって、日本軍の冬の装備が強化されたとか。

あまりにも犠牲の多い勉強代となったという感じか。

この雪中行軍に関わった民間人のその後もなかなかに悲惨だったみたいで…

公権力には逆らえんもんね…

ネタバレ多めの感想ですみませんでした。

この、八甲田山死の彷徨を読んで、他の遭難のことも気になり調べましたが、あのトムラウシ山遭難も有名ですね。

当時は北海道の山で遭難事故が起きたくらいにしか認識がなかったけど、事故の概要を見て、こちらにも驚愕しました。

山は素晴らしいけど、恐い。

自分の体力実力に見合った計画をしなきゃ、無理だと思ったら引き返さなきゃ😭

山登りを楽しむようになり、まだ命の危険を感じるような山行はないけど、いま一度、山の怖さというものを考えるきっかけになりました。

取り急ぎは、装備チェックしよう。

読書開拓記

白孤魔記シリーズを読み終え、次は何を読もうかなと思って、いろいろ気になる中から読んだことのない作家さんにしたいと思い、たどり着いた。

新田次郎先生作「八甲田山 死の彷徨」

実際の事件を基に描かれたお話です。

まだ読み始めて十数ページですが読み始めてすぐ、「八甲田山雪中行軍、やりたい?もちろんやりたいよナァ!?これは命令じゃあないぞぉ!」みたいなこと言う上官が登場…下士官は「は、はァ!もちろんやりたいですっっっ!!!」

上司がやれと言ったらやらざるを得ない日本人、危険だと分かっていても突き進む日本人…昔も今も変わらず。そういうマインドが国民性なのかな、恐ろしい😭

雪山を舞台に、もう目も当てられない地獄絵図😱

雪山をナメたらいかんでよ〜、っていうお話だそうで。

昔映画化されているそうで、読み終わったら映画も観てみたいな。

いろいろ、いろいろと最近は読んでみたい本があり過ぎて悩む〜🙄

天保の虹

白孤魔記〜天保の虹〜

やっとこさ読み終えました。

二、三週間かかってしまった💦

今回は、大塩平八郎・葛飾北斎・鼠小僧と有名人がザクザク出てきました。

大塩平八郎が短気で強情な、やや難ありのご老人として描かれていたりと、みんな個性強めでした^ ^:

とりあえず白孤魔記シリーズは7巻全て読み終わりました📚

どれもワクワクしながら読めたけど、店主がいちばん面白いなと思ったのは蒙古襲来です。

天保の虹は、他のに比べるとちょっとワクワク感が劣るなぁ…と。

でもファンタジーはやっぱりいいですね^ ^

カフェオレベース

山田屋珈琲店オリジナルカフェオレベースを取り扱うことになりました✨

材料は山田屋さんの有機栽培の焙煎コーヒーと甜菜糖のみ、安心してお飲みいただけます。

牛乳で割るだけで、暑くなるこれからの季節にぴったりの、すっきりとした甘味のカフェオレになります😃

パッケージもかわいい😍

1500ml 1,200円(税込)

ご自宅用に、贈り物に、ぜひどうぞ♪

新世界より

はぁぁぁぁぁ!!

ドヴォルザーク、新世界よりがたまらない🤤

こないだ無性に聴きたくなって、CDを購入してスマホに落としてもらって聴いています、みーさんです。

鳥肌が!!涙腺が!!

CDでこれだからな、生の演奏を聴いたらどうなることやら^ ^:

いつの日かまたクラッシックコンサート聴きに行きたいなぁ…音を浴びたい。

今日はあいにくの雨模様ですが、元気に営業しています😃

カガマシ山 3

途中、お昼を摂りつつ歩きます。

尾根は歩きやすい^_^

ギンリョウソウ

ブナの原生林は歩けども歩けども同じような景色で、一寸迷子になりそうなほどでした^ ^:

山頂までの数百メートル、背丈が1m弱ほどの長ーい笹原をかき分けて歩きます。

長袖長ズボンでもチクチクしていたい💦

↑山の向こうにうっすら瀬戸内の海と島々が見えます✨

14時ごろ、1,342mカガマシ山山頂に到着〜

約4時間かかりました。

日差しと風が気持ちよく、おやつを食べてボーっとして…小一時間ほど過ごし、下山します。

帰りも笹原が痛い🥺

きっと愛好会とかのボランティアの方が描いてくれたカメさんが見守ってくれました。

カガマシ山はちょっと迷いやすく、ところどころ足場の悪い箇所と急勾配もあり、大変な山でしたが、不思議と気持ち良く歩けたのはお天気とブナの林のおかげかなと。

同じ急勾配なら、3月に登った竜王山の方が嫌な感じだったなと思い出しながら登っていました(笑)

次来たいかというと、崩落した箇所もあったし、ちょっと考えちゃう山ですが、シャクナゲが見られなかったのは心残りで💦

尾根歩きは楽しかったし、きっといつかまた来たい山です。

カガマシ山 2

かなりの急勾配と足場の悪い道が続くので、超のろのろペース。

30分ほど歩くと道が二手に分かれていました。

シャクナゲの方に歩きます。

てくてく5分くらい歩いて行くと、ズルルとかなり大きく山肌が崩落している箇所に遭遇😵

試しに一歩踏み込むと、もろく緩んで足場という足場がなくコワイ。

いわゆるガレ場とかザレ場というやつかな。

ぼろぼろぼろぼろと崩れて小石が落ちてくるし、こりゃ引き返した方が良さそうということで引き返す。

仕方なくブナ林の方へ。

シャクナゲが見れないのは残念だけど、ブナの林もとても心地よい✨

ザトウムシにも遭遇^ ^

ふわっふわっと動いてかわいい(╹◡╹)♡

さらに歩いて行くと、巨木が登山道を塞ぐように倒れていてまたいだりくぐったりして進みました。

苔がたくさん生していて

緑が豊か

山頂に近づくにつれて、視界が少し開けてきた✨