滋味ある素朴なお菓子焼いてます。3時のおやつに、珈琲やお茶のお供に、ちょっとひと息コメルシーのおかし

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剣山、ちょっと怖かった話②

歩き始めて約一時間半…

おなか空いてきた…

まだ10時だけどもうお昼食べたい、というか食べないと保たなそう。

というわけで、西島駅でお昼ごはんを食べることに。

山頂まであと1/3くらいなので、しっかり食べて行こう!という算段。

登り始めより雪が多く降ってる気がする…

とりあえず西島駅の横の避難小屋で昼食を摂ります。

温かいカップ麺とおにぎりとチョコレートなどでおなかを満たして外に出ると、あれ何かさっきまでより雪と風が強くなってる…??

温かいものを食べたはずなのに、身体が震えてきて、何よりわたしを不安にさせたのが、足の指の感覚がなくなっていること😰

いつものしもやけを通り越して全く足の指に感覚がないのです。

これ足指失くすかも…ととてつもない恐怖になり、山頂を諦めて引き返すことになりました。

もうほとんど黙々と歩いて山を下ります。

頭の中は足の指のことでいっぱいです。

でも夫は楽しそうでしたね。

ひたすら歩いて登山口まで戻ると、温度計はマイナス9℃

ペットボトルの水もシャリシャリと凍っていました。

車に戻り足を見てみると、足の指は血の気がなく真っ白、はぁぁぁぁ、これは凍傷じゃないのとパニックパニック🤯

べそかきながら、車のエアコンとカイロで温めて、ようやく事の重大さに気付いた夫にぬるま湯を作ってもらい、それで足を温めること10分15分。

血の気が戻り、指が動くようになりました。

翌日皮膚科に行ったら、

「実際見てないけど、凍傷になってたかもね。」と言われ、何とかなりませんか?と聞いたけど(無茶な質問)、「そういうんは、山のプロに聞いて」と言われ、まぁそうですよねと帰って来ました。

それから数日は足の指が心配で堪りませんでした。

防寒対策ができていなかったのか、体質の問題なのか、判然としないものですから、二の足を踏んでいます。

どちらもな気はするけど、やはり筋肉量を増やすために筋トレかなとか、あれやこれや悩む日々です。

あと、大寒波が訪れるという予報で初心者が行ってしまったのもいけなかったかなぁとも。

でも今回は無理して山頂へ行かず、引き返してよかったと思います。

また、何かしら対策を練って再チャレンジしたいと思います。

おわり