



【ゼンメルワイス反射】
19世紀、ハンガリーの医師ゼンメルワイスは、当時の産婦の産じょく熱と死亡率の高さを、手洗い消毒で防げると実証しました。
しかし医学界から猛反発を受け、家族からも見放され、精神衰弱で精神病棟に閉じ込められました。そして、病棟で47歳の若さで亡くなるという不遇の半生となりました。
その数年後、パスツールが細菌学を、リスターが消毒法を確立し、ゼンメルワイスの理論は広く浸透することとなりました。
この出来事から、これまでの通説や定説に固執し、誤りを認められず、新たな発見や知見が拒絶されて権力によって事実が捻じ曲げられてしまうことを、ゼンメルワイス反射と呼ぶようになりました。
人間の思い込みと刷り込みとは恐ろしいことです。
写真は、2年前に初めて小豆島に行ってサイクリングしたときのものです。
5月の気持ち良い季節でした。
また行きたいな〜\(^o^)/