信貴山山頂
空鉢護法堂(くはつごほうどう)
ここは、平安末期に描かれた国宝「信貴山縁起絵巻」の中に説話として出てくるお堂です。
命蓮上人(みょうれんしょうにん)という僧が、山の上で修行中、ふもとの川を挟んだところにいる長者に、いつも食べ物などを自分が法力で投げた空の鉢に入れてもらっていた。
ある日もまた空の鉢を投げ送ったのだけど、長者は施しを用意するのが嫌になり、その鉢を自分の屋敷の米蔵に仕舞い鍵をかけた。
すると、米蔵ごと宙に浮いて鍵が空き、空鉢が出て来て米蔵を持ち上げ山の上まで運んでしまった。
長者は慌てふためいて返してくれるようお願いしたが、命蓮上人は米は返すが蔵は返せぬと米俵だけを長者の元へ投げ返した。
長者は米俵は戻って来たが、米蔵が戻らず参った。
という感じのお話しだそうです。
こういう話しが好きな店主は一度来てみたかった…!!
そこから700〜800M、長〜い階段坂を下ると、中腹の朝護孫子寺境内に到着☆
紅葉がきれいでした^ ^
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